連載企画。
定額制音楽配信サービス「KKBOX」を無料で1か月試してみた
音楽配信サービスは結局Apple Musicに決めたけど不満とか
その後、一度はApple Musicにお金を払ったものの、初月で解約してGoogle Play Musicに移行しました。
前回の記事にも書いたとおり、多少のバグや使いにくさには目をつぶってApple Musicを選んだわけですが、見過ごせない問題が生じてしまった。
無料期間の期限が切れて数日経ってから有料プランで契約したんだけど、そのタイミングで、無料期間に登録していたライブラリの情報がすべてiPhoneから消えてしまったという…。
まっさらなライブラリからスタート。端末にダウンロードしておいた音源もなくなっていた。
PCのiTunesライブラリには情報が残っているが、いくらか試行錯誤してみた限りではiPhone側の情報は復元できず。
調べた感じ、そういう仕様というわけではなさそうなので、なんかの不具合なのか、あるいは手順がまずかったのかもしれないが、いずれにしても、ライブラリの登録情報を軽視する音楽アプリなんて、あまりにも思想が自分とは相容れないなと思ったので、見限りました。
ちょっとググってみただけでも「iPhoneの音楽が消えてしまった場合の対処方法」みたいな記事がわんさかヒットする程度には頻発してるっぽいし。
そんなわけで、これまでスルーしていたGoogle Play Musicを検討。
手持ち音源をクラウドに上げて配信音源と一緒に管理できる点はApple Musicと同じ。
Appleロスレスの音源ファイルも、mp3に自動変換されるものの、そのまま取り込んでくれるので嬉しい。
配信曲数に関しては、感触的にはやっぱちょっとApple Musicより劣る感じかなー。
洋楽にしても、例えばAppleにはあったWhitneyが配信されていなくてがっかり。
しかしまあ、スマホアプリもAppleのミュージックアプリよりは使いやすいし、当面はGoogle Play Musicでいくことにしました。
参考に現時点で感じている不満を挙げておくと以下の通り。
- PCから曲をアップロードするためのツール「Music Manager」は使いやすいが、やたらCPUを使う。Googleらしい富豪モデルだ。
- iPhoneのアプリで、クラウドから端末へ曲をダウンロードする際、スクリーンONのままでアプリを開いておかないとダウンロードが中断されてしまうっぽい。たぶん。
- アップロードした曲を端末にダウンロードするとき、「ダウンロードの管理」に同じアルバムが2行表示されることがあった(両方同時にダウンロードの進捗が進む)
- 特定の曲(自分でアップロードした曲)の同じ場所で再生が音飛びするケースがあった(たぶん再生時の不具合)
AppleにしろGoogleにしろ、初歩的なバグくらいは潰してからリリースしてくれたらと思うんだけどなぁ。
ちなみにSpotifyについては、無料で使えるといいつつ、実質無料ではまるで使い物にならない仕様だった(ダウンロード再生不可、シャッフル再生のみ、数曲ごとに音声CM)ので、試しにくいなと思って候補から外しました。
Google Play Musicを見限るようなことがあれば改めて検討するかも…。
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