Kindle買ってから1か月ちょい経ちました。
現時点の感想としては、すこぶる快適。読書量は確実に増えた。
もちろん、まだ目新しさで使いたくなる感覚があるので、この読書ペースがいつまで続くかわからんけどね。
以下、雑多な感想メモ。
紙でない読書の違和感
人によって読書の感覚にかなり違いがあるのであまり参考にはならないかもしれないが、個人的に、電子ペーパーで読書しているときに気になる違和感とかは驚くほど無かった。
読んでいる最中は紙か電子かほとんど意識していない。
実は使う前は↓こんなことを思っていたのだけど。
10時間使えようが20時間使えようが、電子書籍はつねにバッテリー残量の心配からフリーになれなくて、それが読書っていう没頭行為ではすごいストレスになる。その点だけでいえば紙の絶対ここにあり続ける安心感ったらない。
— akio (@oika) 2014年5月9日
ちょっとこれは訂正します。ストレスとか全然感じないくらい電池めっちゃ持つ。電子ペーパーすごい。
ただ、ちょっとしたときに、ああそういやこれ紙でなかったんだって気づいてびっくりする。
たとえば、これちょっと不快なんだけど、ページ進めていって、ちょっと読み直そうと思って前のページに戻ったときに、ページ内の文の位置がさっきと違ってることがある。
こんな感じになって一瞬おおうってなるのだよ。もしかしたら文字サイズ変更しなければならないのかもしれないけど。
あと自分は本に関しては物としての所有欲ってそれほど無い(むしろ場所を取らない分買いやすくなった)が、薄い文庫でも分厚い専門書でも入れ物が変わらないっていうのは、便利な反面、読書体験の独自性による記憶の定着効果は薄れるだろうなとは思う。
要するに、読んだ内容を思い出すときに、ああそういえばこんな話を○○っていう本で(沖縄旅行に行った飛行機の中で厚ぼったい本の扱いに困りながら)読んだなぁ、みたいな個々の読書体験に個別の要素が少なくなるかもなぁということです。
まあ別にいいんだけど。
電子の便利機能
付箋を貼る代わりのハイライト機能、超便利。
Kindle個人ページ(https://kindle.amazon.co.jp/)で自分がハイライトした文章を一覧にできる。超便利。
ただ、文を指でなぞってハイライトするときの操作性は、スマホに比べるとまだ全然ダメでイライラする。
ハイライトに対してメモを文章で打ち込むこともできるんだけど、ソフトキーでのタイピングも日本語変換もまだ全然快適に使えるレベルではない。
まあこのへんの技術課題は近い将来解消されるでしょう。
キャンペーンモデル広告
自分のはちょっとだけ安いキャンペーンモデルというやつで、待機中にKindleセールとかの広告が勝手に表示される。
これも人によるだろうけど、個人的には全然気にならない。
こんなんだしね。全然スタイリッシュでしょ?
もうちょっといかにも広告っぽいのも表示されるけど、さすがに楽天ショッピングサイトみたいなノリのものは無いのでその点は安心して良い。
以上。
早くも積ん読が溜まってきましたが、いくら積んでも場所をとらない。そう、Kindleならね。
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