ロックンロールに蟀谷を

踊れないほうの阿呆。Twitter:@oika

好きなことを仕事にするということ

 「好きなことを仕事に」というと、夢で食べていく的な、さも大そうなことに聞こえる。

 歌うことが好きだから歌手になる。

 絵が好きだからイラストレーターになる。

 それは確かに大変なことかもしれない。

 

 けれど、もう少し簡単な方法があって、順序を逆にして、仕事として選んだことを好きになれば良い。

 そのために、最低限好きになれそうなことを仕事にする。結果的に好きになれなかったら、ヒットするまで仕事を変える。

 これだって、いうほど簡単ではないけれど、才能に悩む必要とかないし、せっかく夢が叶ったのに全然幸せじゃない…!と落胆するリスクも少ないのでおすすめ。

 

 自分には絶対にこれを仕事にしたい!なんて思えるほどのめりこめたものもなくて、「仕事は何をやるかより、誰とやるかだ」なんて気取ったことを言ってごまかしていたが、つまり「好きなことを仕事に!」なんていう情熱も持てなかった人間だ。

 現職のプログラマーとなってちょうど5年くらい経ったけど、有給とってわざわざ趣味のプログラミングしてたりするし、技術ブログとかも全くの趣味で書いているし、改めて考えたこともなかったけれど、あ、自分プログラミング好きだなって、ふと思った。

 仕事が好きかって言われるとそうでもないし休日大好きだし月曜が憎いことも多いけれど、少なくとも自分はプログラミングが好きで、好きなことを仕事にしているので、それなりに楽しい。

 

 人生の先輩を気取るほど歳くっちゃあいないけれど、そんな感じでもいいのかもしれないよと、もし目の前にYouTuberを志す迷い人がいたら伝えてみたいなと思いました。